在職中の転職活動のやり方や進め方の手順!正しい流れで準備をすることがポイント(2/3ページ)

2.内定から入社日までの期間を考慮し、その期間待ってくれる求人を探す

在職中の転職活動では、内定が決まってから入社するまでにある程度時間を要するということも考慮しなければいけません。これは求人探しの際に必要なポイントとなります。

退職届はもちろん内定が決まってから提出するようになりますが、「1か月前までに提出するように」と就業規則で決まっているので、その期間は最低でも必要になります。また、仕事の引継ぎも行わなければいけないため、それ以上の期間がかかるなんて場合も多いです。

そうなると、ある程度入社まで待ってくれる企業を応募先に選ばなければいけません。在職中だと入社日までに時間がかかるということで嫌う会社も結構多いもので、「急募」で募集している会社は、ほぼ見込みがないと考えるようにしてください。

「在職者歓迎」の求人を選ぶか、自分で応募する前に問い合わせして確かめるなど、入社までの期間を容認してくれる企業を転職候補にしましょう。

3.面接は半休や有給休暇を活用して受ける

さて、転職の一番のメインとなる部分はやっぱり面接ですよね。面接の印象が合否に直結するものです。しかし、在職中の転職活動だと、面接の実施の前に、スケジュール調整の面で困難になることが多いです。

働きながらとなると、ほぼ毎日が仕事です。面接可能な日は休日や仕事終わりくらいです。もちろん、その日程に調整できるに越したことはありませんが、応募先の企業も似たような営業時間や勤務形態のところが多く、面接可能な日が勤務日とかぶるなんてことも多々あります。

その場合には、半休を使って午前または午後に面接を受けるか、有給休暇をとって丸一日を面接の時間に充てるようにしてください。有給休暇の活用なしに在職中の転職はこなせません。

できる限り担当者と相談することがポイント

もちろん、休日・仕事終わりの日程に調整できることがベストです。そのため、都合よく調整できるように最大限頑張ることも忘れないようにしてください。

応募先から面接の日程候補の連絡が来ると思いますが、その際に都合の悪い日しかないのであれば、こちらの要望を伝えて担当者と相談してみましょう。

在職中であることもしっかり考慮してくれるところも多いので、あなたの都合のいいように日程を調整できる可能性もあります。有給休暇を取る前に、できる限り相談をしてみることがおすすめです。