転職で年収アップを実現する方法やコツ!上手な給与交渉がポイントだが…
転職を考えているのであれば、「どうせならば給料も上がってほしいな…」と期待して、年収アップを望む方も多いでしょう。実際に、転職をして年収アップをしたという話もよく聞くものです。
特に、キャリアアップを目的とした際の転職では、年収も同時にアップしたほうが、自分のキャリアの成長によりつながりやすいですよね。
しかし、単に転職をすれば年収が上がるというわけでもないので、うまくコツをつかんで転職をするということが必要になります。
そこで、この記事では、転職で年収をアップさせる方法やコツを紹介します。転職を考えていて、年収アップも期待したいという方は、ぜひ一読してみてください。それではどうぞ!
転職で年収アップを実現する方法やコツ
転職で年収アップを実現する方法は、主に以下の2つが考えられます。
1.今より年収の高い会社を候補に入れる
まず1つ目は、今より高い年収ベースの会社を転職先の候補に入れるということです。今の会社よりも高い年収をもらえるのであれば、そこに入社するだけで年収アップは実現できます。
求人票では「月給20万~50万」「年収300万~600万」というように、範囲を定めて書いてあるところも多いです。その場合には、その最低年収が今の会社よりも上であれば、年収アップが期待できることになります。
また、中には「33歳・男性・係長/年収600万」なんて具体的な例を記載してるところもあるので、自分の年齢・スキル・経歴などと見比べて、おおよその数字を予想してみるということもおすすめです。
特に、同業種・同職種であれば、スキル・経験が評価されて、中途採用も受かりやすいです。同業種・同職種であっても、会社によって年収ベースは異なりますので、できるだけ高いところに転職をすれば年収アップが期待できます。
2.希望額を伝えて給与交渉を持ちかける
2つ目は給与交渉ですね。転職での年収アップの実現方法では、この給与交渉・年収交渉の方を思い浮かべるという方も多いでしょう。
もちろん、単に「年収を前職よりも高くしてください!」「希望は500万です!」などと単刀直入に申し出ても通じるはずがありません。
ポイントは面接で具体的にプレゼンして交渉するということです。
- スキル・実績・役職
- その業界での年収相場
- 前職での年収
- 前職との業務内容や福利厚生との比較
というような、具体的な根拠を引き出し、実際の希望額を具体的に提示することが大切になります。
例えば、「私は営業で社内TOP5に入る成果を上げており、基本給とインセンティブを合わせ、年収は○○○万でした。そのまま勤務し続けていれば、今年はベースアップされることが約束されています。ベースアップ後の年収は△△△万になる見込みなので、御社での勤務でもそれに近い金額を希望します。」という感じですね。
このように、スキルや実績をしっかりアピールし、それに伴った具体的な金額や将来の予測を持ちだすことで、採用担当者も「それならば…」と納得してくれることが多いです。
給与交渉では、根拠や数値が明確なロジカルなプレゼンが重要です。きちんとデータを集め、交渉する際の持ち球を確保できれば、あとはそれをアピールすればうまく交渉することができるでしょう。
しかし、実際の年収アップは困難を極めることも…
以上の2つが、年収アップのコツだとお分かりいただけたでしょうか。しかし、実はこれらはかなり単純なように思えて難しいです。そこで、この2つのコツのそれぞれの困難さや問題点を説明していきます。