在職中の転職活動と現職の会社の仕事をうまく両立させるコツ!メリハリをつけることがポイント
在職中の転職活動は、現職が担保となり、失敗をしても大きなリスクを背負うことがないのが魅力的ですが、会社の仕事との両立がネックになってしまいますよね。
あなたも、「在職中の転職活動を考えているけれども、現職の会社の仕事とうまく両立できるかな…」と悩んではいないでしょうか?
しかし、きちんと時間の使い方を工夫すれば、今の会社の仕事と転職活動を両立させることができます。実際に、転職経験者の多くは、在職中に内定が決まった方がほとんどなんですからね。
そこで、この記事では、在職中の転職活動と現職の会社の仕事を両立させるコツを紹介します。きちんと意識して工夫すれば、両立は可能で、無理なく転職活動を成功へと進めることができますよ。それではどうぞ!
在職中の転職活動と現職の会社の仕事をうまく両立させるコツ
1.転職活動は仕事が忙しくない時期にスタートさせる
在職中の転職活動は、仕事が忙しくなるほど、なかなか進まなくなってしまいます。そのため、当然ですが、現職の会社の仕事が忙しくない時期にスタートさせる必要があります。
- 繁忙期
- 決算期
- 人材の入れ替え時期
などは、仕事が手いっぱいで転職活動には手を付けられないので、おすすめできません。このような時期に転職活動を行うのは避けるべきです。
また、転職活動は時間がかかるので、内定が決まるまでの期間も考慮する必要があります。下記の図を見てください。
これは、在職中と退職後のそれぞれの転職が決まるまでの期間を調査した結果です。在職中の場合には、過半数が3か月以内、そして最長でも6か月以内で9割以上の人が転職を決めています。
この結果を目安にすると、忙しくない時期が3~6か月ほど続くときに転職活動を行うのがベストだと考えられます。ずるずると先延ばしにすると、忙しい時期に突入して、どんどん転職から遠ざかってしまいます。
忙しくない時期をピンポイントに狙って行動することで、仕事も転職活動もどちらもうまく両立することができるはずです。
2.仕事と転職活動はメリハリをつけ、どちらもおろそかにならないように注意する
「両立」という言葉通り、現職の会社の仕事も転職活動も、どちらもバランスよく行う必要があります。仕事を優先すれば転職活動は進みませんし、転職活動を優先すれば業務に支障が出てしまいますからね。
そこで、メリハリを意識するようにしましょう。仕事をするべきときは仕事に集中し、転職活動をする時間は転職活動だけに集中するという形で進めるのがベストです。
在職中に転職活動を成功している人は、誰しもがメリハリを意識したからこそ、仕事も転職活動も両立でき、その結果、転職を成功できたはずです。
メリハリをつけるということは、転職活動だけではなく、人生のあらゆる場面で必要とされる対応力ですからね。仕事も転職活動も、どちらもおろそかにしないことが大切です。
3.通勤中や仕事終わり、休日の時間を転職活動に活用する
では、具体的にはいつ転職活動を行えばいいかという点について説明していきます。やはり仕事とメリハリをつけるということで、仕事の時にこっそり行うなんてのは当然NGです。
そこで、仕事以外の空いている時間を、転職活動の時間として活用することが必要でになります。時間の使い方はとても大切なポイントで、上手な時間の使い方が在職中の転職活動を制すといっても過言ではありません。
下記の図を見てください。
これは、転職経験者に、在職中の転職活動において、どのような時間を活用していたか聞いた調査結果です。「勤務時間中」なんていうNGな回答もありますが、それ以外はほとんどが仕事のない時間を活用して転職活動を行っているとわかります。
- 出社前
- 通勤中・移動中
- 会社の昼休み
- 会社の就業時間後
- 休日休暇
このような時間を活用することがおすすめですね。
「仕事が忙しくて、求人探しの時間がない…」なんて悩む方も多いですが、相当のブラック企業でない限りは、仕事をしていない時間はたくさんあるはずです。以上のような空き時間を活用することが、在職中での転職活動の最大のポイントになります。
出社前や通勤中は普段は何気なく過ごしていると思いますが、結構活用できる時間です。そのような時間を捻出して、求人探しや履歴書作成などの転職活動の準備・前段階に取り組んでみてください。
面接の時間においても、休日や仕事終わりを活用することがおすすめです。応募先の担当者にしっかりと相談して、できるだけ空いている時間に面接を日程調整してもらえることで、在職中でも無理なく転職を進めることができます。