いったい本心はどうなの?自分を褒める人・自画自賛する人の心理20個(2/3ページ)

8.無知の世間知らず

自分を本当にすごいと思っているのは、無知の世間知らずなんです。

客観的に見れば、大した事はないのですが、自分の中では良くできたと思うような事を、周囲のレベルを知らないために、本当にすごいと信じて話している事も見受けられます。

こうした傾向は、高齢者によく見受けられます。社会との接触が少なくなると、昔はそうでもなかったのに、次第に自画自賛の発言が増えるケースがあります。

9.周囲の人に不満を感じている

このように、自分の正当性を貫き通したいから自画自賛を繰り返すというタイプは、周囲の評価を受け入れたくないことから起因しているので、周囲に不満を感じている人が多いです。

「自分が一番正しいんだ!そのことを思い知らせてやる!」という考えと同時に、「なんで、自分のことをちゃんと評価してくれないんだ。自分をほめてくれないんだ」という思いもあります。

後述しますが、周囲に評価されたい、認めてもらいたいという心理も兼ね備えているのです。

10.自分を客観視できない

本当に自分をすごい・正しいと思っているタイプは、結局は自分を客観視できていません。だからこそ、周囲の評価を受け入れず、自分のわがままを押し切るのです。

自分のことを主観でしか見ることができないから自画自賛ばかりしてします。なんともみっともないことです。

そのようなタイプの人は、自画自賛する場合、自分の言動に間違いはなく、絶対正しいと思い込んでいます。ここに客観的に自分を観るという冷静さは皆無です。

「自分で自分を褒める」というのは、心の中で行う分には問題ありません。しかし、人前で自分で自分を褒めるのは、他の人の目には「恥ずかしい行為」と映るものなのです。

自画自賛する人は、そのことに気づいていません。自分がみっともないことをしているということに気づかないのは、客観視できていないからです。何から何まで空回りしています。

11.自分のことを認めてほしい

自画自賛する人は、自分を褒めるだけでは満足しません。自信がないタイプも自己評価が高いタイプも、最終的には自分のことを認めてほしいという心理があります。

「自分はこれだけのことができる」「こんな長所がある」ということを人に認めてもらいたいがために、自分で自分のことを褒めまくります。周りの人に自分の素晴らしさを認めてほしいのです。

それはつまり、子どもが「ねえ、見て見て」と自分をアピールするのと同じ心理と考えていいでしょう。

子供どもは承認欲求が強いため、何かにつけて自分をアピールしますが、自画自賛する人は、そうした子ども同様、強い承認欲求を持っているものなのです。

「ほら、すごいでしょ」なんてアピールは、周りに褒めてもらいたい、認められたいという願望が強いことがわかります。

自分にとっては、「すごいことを成し遂げたのに、誰も褒めてはくれないのはきっと自分の素晴らしさに気がついていないだけだ」なんて思いが心の奥底にあります。

このよう人というのは、自画自賛したあとに相手に同意を求めてきたり、相手の反応を待ったりする傾向にありますね。

12.目標達成のための自己暗示

自画自賛は外的なアピールとなると厄介ですが、決してネガティブな印象でない自画自賛も存在します。

それは、目標達成のためにする自画自賛です。何かを成し遂げたい心理があり、自分自身を奮起させて自信を持とうとして自画自賛するのです。

物事を成功させるには自分に自信を持つことが大切ですが、そのための自己暗示として自画自賛を繰り返す人もいます。

自分が発した言葉は潜在意識に影響するので、普段からネガティブなことばかり言っていると物事がうまくいかないことが多いですが、普段からポジティブなことばかり言っていると物事がうまくいくことが多くなります。

このように、自画自賛することで自分の夢や目標を達成するための、いわば理想の自分を語ることで自己暗示をかけているのです。

13.強がり・見栄っ張り

人の持っている能力には個人差があるので、何をするにしても出来る人と出来ない人がいます。

出来る人は自然体でいても特に問題ありませんが、出来ない人は周囲の人から見下されてしまうことがあります。

それにより、格下の存在だと思われたくないという気持ちが強くなり、結果自画自賛をして自分自身を大きく見せようとするのです。

大したことをしているわけでもないのに自画自賛をする。結局は強がりや見栄っ張りでしかありません。

14.心の奥底は寂しい

自画自賛をすることは他者への強烈な自己アピールです。自己を大きく宣伝することで、周りの人に認めてもらい、自分を高く評価してほしい気持ちでいっぱいです。

これは、結局寂しいだけなのです。孤独を恐れるあまり、もしくは寂しさをなんとか紛らわそうとするため、自画自賛をすることで自分を売り込み、他者との繋がりを得ようとします。

とは言え、自画自賛ばかりでは周囲の人は遠のいてしまう結果になります。不本意な結果しか得られなくなるでしょう。