偶然が偶然を呼ぶ!?シンクロニシティとは?そして、なぜ起こるのか?
みなさん日常で不思議な体験をすることがあるでしょうか?デジャブや正夢など解明されていないことは多々ありますが、シンクロニシティもその一つです。この記事ではそのシンクロニシティについて説明します。
シンクロニシティとは?
シンクロニシティの概要
シンクロニシティ(英語:Synchronicity)とは「意味のある偶然の一致」のことで、日本語訳では「共時性(きょうじせい)」とも言う。非因果的な複数の事象(出来事)の生起を決定する法則原理として、従来知られていた「因果性」とは異なる原理として、カール・ユングによって提唱された独:Synchronizitätという概念の英訳である。 何か複数の事象が、「意味・イメージ」において「 類似性・近接性」を備える時、このような複数の事象が、時空間の秩序で規定されているこの世界の中で、従来の因果性では、何の関係も持たない場合でも、随伴して現象・生起する場合、これを、シンクロニシティの作用と見なす。
簡単に言うと、シンクロニシティとは偶然が偶然を呼ぶなどという現象を表します。それはそれが発生する確率よりはるかに高い確率で発生しているので、何かしら意味があるのではないかと言われています。そのこともあって、意味のある偶然とも呼ばれています。
シンクロニシティの例
以下にシンクロニシティとして考えられる例を挙げます。
- 何年も会っていなかった友達のことをふと考えたら、その友達から電話がかかってきた。
- ふと浮かんだキーワードが、その直後よくテレビで流れる。
- 海外旅行に行くとなぜかいつも同じ人と出会う。
- 夜中に時計を見ると、いつもぞろ目だ。
- よく妄想することが、実現する。
- 時間帯はばらばらなのにいつも同じ駅で同じ人に出会う。
以上がシンクロニシティの例で、このように偶然が重なることを言います。