オワコンが運命?なぜSNSはユーザーに飽きられ、廃れてしまうのか?(2/3ページ)
新サービスの登場
新しいサービスの登場も廃れる原因の一つです。
SNSは大してどれも同じようなものです。
しかし、人は新しいものに惹かれます。
mixiが廃れ、TwitterとFacebookに流れてしまったのは、それらのサービスが目新しかったからです。
それに加え、人間関係が変化する時期や、サービスの改悪が重なれば、なおさらユーザーは新しいものに移動してしまいます。
SNSが終焉を迎えないためにはどうすればよいか?
SNSが廃れてしまう原因について取り上げたところで、どうすれば、ユーザー離れを防ぐことができるかを考えてみます。
生活に必要なものとして依存させる
ビジネスにおいて、商品やサービスでうまく経営していくには顧客の依存が必要となります。
SNSにおいても当然当てはまります。今や代表的なSNSのFacebookは、生活に必要なインフラを目指しています。
このFacebookが取り組んでいるように、SNSの存続には生活に必要なものとして機能させることが重要となってきます。
人間関係の嫌なところをなくす
これが重要でしょう。本来、SNSは人とつながるからこそ楽しいものです。
GoogleのSNSであるGoogle+はサークルというグループ機能を取り入れており、これ好きな相手の投稿を見ることができ、自分が投稿する際も自分が見せたいと思う相手にしか表示させないようにすることができます。
これはフォロー制度で、あとはサークルでグループ分けすれば良いだけなので、億劫な人間関係には悩む必要はありません。
上司には勝手にフォローさせといて、プライベートなことを知られたくなかったら、投稿するグループを上司が入っていないサークルに向けて投稿すればいいだけです。
このようなシステムを導入するといいのではないでしょうか。
ユーザーの人間関係の変化に対応する
人間関係の変化によってユーザーが離れてしまうのなら、それに対応すればいいだけです。
Facebookはこれに関しても取り組んでおり、コメントやいいね、訪問数や投稿内容などの指標用いて、独自の計算方法で、ユーザー同士の仲の良さを判別し、それによって、仲が良いと判断された友達の投稿を中心にハイライトに表示されるようになっているようです。