有名企業は凄くない!人の優秀さが会社の知名度で決まらない3つの理由

有名企業は凄くない!人の優秀さが会社の知名度で決まらない3つの理由

有名な大企業に勤めている会社員がエリートだと言われる風潮があります。合コンしたい企業ランキングなどもあるように、会社の知名度によって会社員の評価が左右されがちです。

しかし、それは本当に正しいのでしょうか。企業が優秀だとしても、その会社員の全員が優秀だとは限りません。

つまり、人の優秀さなどの評価は会社の知名度では決まらないのです。そこで、今回はそのように考えることができる理由を紹介します。

人の優秀さが会社の知名度で決まらない3つの理由

勤めているだけでは何も凄くない

例えば、ある企業が画期的な事業で一躍大企業になり、世界中が注目する有名企業になったとします。

そこに就職したいと思う人は増加し、就職できた者は憧れの会社に就職出来たということで、周りの人からすごいとか優秀だとか評価されます。

しかし、それがすごいのはその企業が有名だからです。その人が入る前に画期的な事業をして成功することができたからです。

その人はただ成功した会社に入っただけであって、何もすごくありません。とりわけ世界一難しい入社試験に受かったとかなら凄いと言えますが、そんなものはほとんどありません。

それに、だからといってビジネスマンとしてのエリートであるとは言えません。どんな企業でも勤めている人は、組織が違うだけで、みんな同じ会社員なのです。

人の評価は会社での成果によって決まる

では、何を基準に評価すればいいのでしょうか。会社員の優秀さの評価はその人が成し遂げた成果で決まります。企業の名前によって評価されがちですが、その中でも落ちこぼれやエリートの格差はあるはずです。

例えば、有名企業で落ちこぼれの人と、中諸企業で超エリートの人のどちらがすごいと言えるでしょうか。

おそらく企業名だけで言えば、世間は前者の有名企業の会社員を評価するでしょう。しかし、それはおかしいのです。名前だけで凄さは決まりません。

人の評価というものは何かを成し遂げたあかつきに得られるものです。いくら有名企業でも成果を出していない落ちこぼれであれば、まったく凄くないのです。

重要なのはその組織で成し遂げた成果であり、入社とか勤務だけのただ単なる所属は何の凄さもなく、エリートとして決定づける要因にもなりません。