粋がってとても痛々しい!中二病になってしまう原因やきっかけ3選
中二病というものは、中学生によく見られる痛々しい言動のことを表します。自分が特別な能力を持った主人公であるかのように妄想したり、難しい言葉を格好つけて使ったりすることが当てはまるでしょう。
もしくは、コーヒーのうまさを理解しているとか、政治や経済のことを理解しているなどのように、大人ぶって背伸びしている言動も中二病に当てはまります。
ひどい場合には、自分の妄想を現実にまで出してしまい、好きな主人公の真似をしたりする人もいるでしょう。そのような中二病は、端から見ればとても痛々しいものです。
しかし、中二病というのはどうして起きてしまうのでしょうか。今回はそのきっかけや原因について紹介します。それではどうぞ!
中二病になってしまう原因やきっかけ3選
1.アニメやマンガなどの二次元の影響
中二病には、アニメの主人公の言動をまねたり、キャラクターが口走るような難しい言葉を格好いいと思って、日常会話で使うなどの痛々しい言動が特徴的です。
そのようになるきっかけとしては、アニメやマンガそのものが原因であると言えるでしょう。そのような二次元などの創作物は、若い心を揺さぶるものばかりです。
展開は常にわくわくするもので、キャラクターもとても格好いいキャラばかりです。そのため、好きになったアニメやマンガのキャラクターや展開そのものに憧れを抱くことでしょう。
だからこそ、自分でもそのように格好良くふるまいたいと思うようになり、アニメやゲームに出てくるような難しい言葉を日常会話で使ったり、キャラクターの真似などをしたりすると考えられます。
2.大人へのあこがれ
また、中二病というのは上記のようなファンタジーな妄想だけではなく、大人びた言動を背伸びした行うことも指します。その原因としては、そのまま「大人へのあこがれ」というものがあるでしょう。
コーヒーを飲む大人は格好いい、政治や経済を理解している大人は知的だ、たばこを吸っているとクールであると考え、自分もその憧れに近づくように真似するようになるのです。
不良やヤンキーの中にも、悪ぶっている大人は格好いいと感じるからこそ、それを真似するという人もいます。
中学になってヤンキーが出現し始めるのも、この中二病が関わっているからとも考えられるでしょう。このような大人へのあこがれというものが、背伸びした言動などの中二病のきっかけになっています。
中二病はアニメキャラクターの言動を真似するか、大人びた言動を真似するかの二つに分けられますが、どちらもそれらに対する憧れが理由となっているのでしょう。