キャリアチェンジ！スキルも経験もない異業種への転職のメリットとは（2/2ページ）

4. 人脈が広がる

異業種への転職は、人脈の面でもメリットがあります。今までとは全く違った業界へ転職するのであれば、前職では巡り合ったことのない特徴や経歴を持つ人とも出会う可能性が高いです。異業種交流会など各地で盛んに開かれていますが、それだけ異業種の人との出会いは、何か新しいものがあるという証拠です。

異業種の転職先で広げることができた人脈は、必ず役に立つ日が来るはずです。そこで出会った人から、また別の人脈を広げることもできます。前職の人脈を転職先での仕事で活かせるなんてこともあるでしょう。もっとスケールを大きくして言えば、独立や起業の際にも、人脈が多いほど助かる場面が多くなります。

そして、身近なプライベートにおいても役に立つことがあります。新たな出会いを通じて、良い人間関係を築ける友と出会えるかもしれません。さらには、生涯のパートナーである結婚相手も見つかるかもしれません。女性であれば、玉の輿を狙うチャンスも増えますよね（笑）

異業種への転職は、活かせるスキルと熱意をアピールすることがコツ

さて、異業種への転職のメリットをご理解いただけたでしょうか。仕事に限らず、どんなものでも新しい変化が起きれば、そこには何かのプラスがあるはずです。憧れの業種への転職をしたのであれば、やりがいやスキルアップなど、多くのメリットをあなたにもたらしてくれるはずです。

しかし、それはうまく転職できたらの話です。転職をするには採用試験をクリアしなければならず、転職をするにあたってはまずは、その部分をクリアすることに重点を置くべきです。

では、どうすれば転職を成功させることができるか。異業種への転職であれば、その業界でのスキルもキャリアもゼロなので、その点を補いつつ、自分の強みをアピールしなければいけません。

そこで、まずは活かせるスキルをアピールしてください。異業種だとしても似通った職種であれば、活かせるスキルも多いです。同職種であれば即戦力して活躍できますからね。職種が違うものでも、何かしら活かせるものがあればアピールするべきです。

さて、問題は業種も職種もまったく異なる場合です。キャリアチェンジや夢を叶えるという動機の人であれば、前職とは全く関連のない仕事に就くことになるでしょう。事務職からキャビンアテンダントになったり、営業から介護の仕事に就いたりする場合です。当然ですが、未経験可の求人に応募することになりますね。

この場合にはスキルも経験もないので、熱意を全力でアピールするべきです。転職先の人事も、わざわざ未経験で転職してくるからには、そこには何かしらの意図があるだろう考えています。その考えにマッチするように、「私は未経験でも転職する意欲があるほど、この仕事をしたいんです！今までのあこがれだったんです！」というようにアピールすることが重要になります。

そうすれば、人事もその思いをくみ取ってくれるはずです。アピールするべきというよりも、それがあなたの本音であり、あなたのすべてのはずです。未経験者には熱意しかアピールポイントはありませんので、それを全力で伝えてください。それこそ、未経験業界への転職のコツになります。

失敗しないためにも転職エージェントを活用しよう

もちろん、アピールポイントがわかっただけで転職が成功するほど甘くはありません。ほかにも退職理由や前職での経歴などいろいろと面接で聞かれるはずです。その観点も評価されるので、その都度うまく対応しなければなりません。また、全く知らない業界なので、自分の希望と会社の実態がミスマッチを起こすなんて失敗の可能性もあります。

そんな心配をなくすためにも、転職エージェントの活用がおすすめです。転職エージェントとは、プロのキャリアアドバイザーが転職活動をサポートしてくれるサービスです。転職希望者は無料で利用できます。おすすめはdoda(デューダ)ですね。

転職エージェントでは、希望する業種・年収・待遇等の条件をもとに、あなたの経歴に合ったおすすめの転職先を提案してくれます。キャリアアドバイザーは転職に精通しているプロなので、企業の社風や雰囲気などの”生”の情報もよく知っています。そのため、自分ではわからない異業種の職場の雰囲気も知ることができ、転職先選びの失敗によるミスマッチを防ぐことが可能です。

さらに、書類・面接対策などの試験対策も行ってくれます。異業種の転職では、どのように面接でアピールすれば効果的なのかを教えてくれますので、しっかりと成功するための対策ができます。

異業種への転職は一般的には難しいと言われているので、転職エージェントのサポートを受けることがおすすめです。効果的な対策ができ、異業種の転職でもばっちり成功することができますよ。