どうでもいい!自画自賛ばかりの上司や仕事・職場仲間への対応方法のコツ19個(2/3ページ)

7.自分の自慢で対抗してはいけない

相手の自画自賛ばかりされていると、時には対抗してこちらからも自慢話をしかけたくなる時があります。

しかし、このような対抗は絶対にしてはいけません。自画自賛話をしてくる人の特徴として、心が狭いということがあげられます。

このような人に対して、争ってさらなる自画自賛をするとどうなるかということは容易に想像できます。

自尊心に傷がつき、何らかの嫌がらせをされるでしょう。良好な職場環境を築くためにも、余計なことに口を挟まないようにしましょう。

8.軽い気持ちで褒めてあげる

自画自賛ばかりする人の多くは、自尊心が欠けています。誰にも褒められないので、自分で自分を褒めるしかありません。自ずと自画自賛する習慣がついてしまっているのです。

自画自賛が激しいということは、自画自賛することにより周りに褒めてもらって、「自己肯定感」を得たいのです。

この手の人は話を独占するタイプではありません。しかし、会話の中では、ことあるごとに自分のストーリーを含めようとするタイプです。

上司や同僚などの職場仲間の自画自賛が過ぎると、「いい加減にしてよ・・・」と思いがちですが、ここは5歳児を褒めると思って、褒めてあげましょう。5歳児の子どもだと思えば、少し優しい気持ちで受け止められます。

持ち上げすぎたり、難しい褒め言葉は必要ありません。ただ、さらっと褒めるだけでも、そういったタイプの人は嬉しいものなのです。

ですので、褒める時はさりげなくするとよいでしょう。

当たり障りのない褒め言葉を二つ三つかけてあげるとおとなしくなります。この余裕を相手に見せることが効果的なのです。

特に上司には褒める対応をするべき

同僚の場合には対等に接することができるので、無視するなんて対処もありますが、これが上司となるとやっかいなものです。

自分のことを祭り上げて、自慢ばかりする上司がよくいます。特に、過去の栄光にすがって仕事をやらない人が多い傾向です。

本当に出来る人は自分のことを自画自賛しなくても、仕事の成果で周りから賛美されるのでその必要がありません。

自画自賛する上司はそのように褒められることが少なく、今の自分の立場をもっと尊敬してほしいと願っているのです。自分の事を否定されるのが大嫌いで、褒めてほしくて仕方ないタイプです。

そんな上司は、部下に対しては高圧的に接して、理不尽な態度をとってくることがよくあります。なので、それに対して上司が求めていない行動をとってはいけません。

このようなタイプの上司は、気に入らないことがあればとにかく暴力的に振る舞いますので、仕事どころではなくなってしまいます。

上司とはうまくやっていた方が、仕事がしやすいので、それは避けたいものです。

そのため、多少面倒臭いなと感じてしまっても、その自画自賛話に賛同したり、「すごいですね」と褒めることも必要です。上司の場合には「褒める」という対応方法を優先しましょう。

9.おだてて利用する

もちろん、ただ褒めるだけでは、こちらが疲れるだけです。しかし、うまく機嫌よくさせておだてることで、自分のメリットになるように相手を利用することもできます。

まず、「すごいですね!」「そうなんですか!」上手くおだてます。相手が機嫌がよくなったところで、「ところで今、悩んでいる仕事があるんですけど、ぜひお力を貸してください」と頼むんです。

機嫌がよくなっているときに頼めば、「よし、やってやるか!」と運がよければ手伝ってもらえるかもしれません。

もし相手にされずとも、「そういうことは自分の力でやることによって成長するんだ」とその場からいなくなるので、もう自慢話を聞かなくて済むのでケリがつけられます。

上司にも同僚にもこの方法はとても有効です。自画自賛に付き合っている分、その見返りをもらうべきです。

10.嘘も方便

自画自賛している人を褒める目的は、相手を本当に褒めることではありません。面倒なことが起こらないようにするためですよね。

なので、別に本当のことを話してあげる必要はありません。相手が気持ちよくなるようであれば、嘘でもなんでも構いません。

「嘘をつく」というと罪悪感を感じる方も多いでしょうが、このような場では「嘘も方便」と言います。自分自身に厄介ごとが起きないために、必要なことです。

11.過剰に褒めるのはNG

しかし、「〜さんはいつもカッコいいですね。」や「さすがに頭のいい人は違いますね。」と過剰に褒めると、わざとらしい思われることもあります。

そうなると、「お前本当にそう思ってんの!?」なんてお咎めをくらってしまうこともあります。

ですので、褒める時はさりげなくするとよいでしょう。過剰なおぜん立てはNGであることを心得ておくようにしてください。

また、「僕だったら絶対できないのに、さすが〜さんは違いますね。」など、自分よりも優れていることを認めるように褒めてあげることで、「この人はいい人だ。」という印象を与えやすくなります。

12.気にしているかもしれない点には絶対に触れない

自画自賛をする人は、自分に無いものを持っている人や、現状を認めたくない傾向にあります。だからこそ、自画自賛して、自分自身を誇張します。

ですので、まず相手の状況をリサーチし、相手が劣等感を感じている点や、自分よりも優れている人の話などには触れないようにします。

たとえば、

  • 結婚
  • 髪の毛
  • 身長
  • 容姿
  • 車種
  • 居住のグレード

など、人によって様々です。

なにがなんでも褒めればいいと思って、相手の欠点に触れてしまうと逆効果なので、触れるべきでないことについてはしっかりと把握しておくようにしてください。

13.話を変える

自画自賛が始まった時には、話を変えるようにするのもいい対処法です。なんとなく自然な感じで変えることが望まれます。

不自然に変えていたら、相手の人が嫌な思いをしてしまいます。上司ならその後の対応が悪くなることもあるのです。

そのため、話の区切りのいい部分で、その人が自慢しなさそうな話題について、「そういえば」と自然な感じで話をずらしてみましょう。