やっぱ変でしょ!日本の就活と新卒採用のシステムのおかしい部分7選(3/3ページ)

⑥多くの人と比較される

新卒採用は大量募集ですので多くの人と比較されます。そして、比較基準は学歴も含んでいるでしょう。

本来、人はその人自身の価値で評価されるべきです。やる気や向上心などをかなり重視すべきです。しかし、多くの人と比較されるのには外部的な基準で比較されます。

成績で評価されても、授業さぼって、課題写して単位とった人と同じ成績だったら、まじめにやった人が不利です。

つまり、多くの人と比較されることで、その人の内面や潜在能力を評価できない面があります。

⑦入社することが最終目的になってしまっている

就職活動をする最終目標は入社した会社で働くことです。

しかし、近年の就活では何十社も受けて、とにかく入れればいいという風潮です。つまり入社が最終ゴールとなってしまっているのです。

これはもはや自己目的化になってしまい、本来の仕事をするという意味がまったく反映されていないです。

ましてや、就活のプレッシャーに圧迫されている学生なんかはなおさらでしょう。これは確実におかしいです。

まとめ

以上が新卒採用のおかしいところですが、もちろん新卒採用にだってそれなりのメリットはあります。しかし、近年においてはおかしなところがメリットよりも大きくなっているのではないでしょうか。 新卒採用を完全には否定しませんが、よくその問題点について考えるべきであるでしょう。

大学を卒業してすぐに働かなければならないというわけではありません。自分のやりたいことや、働く意味というのをしっかりと考えたうえで、働き方や本当に入社したい会社を決めてみてはどうでしょうか。