根拠がないのになぜ?血液型による性格分類や占いが当たる3つの理由
血液型による性格分類がありますが、「B型は自己中とかまだ信じてるの?血液型と性格は全く関係ない理由3選」の記事においては、全く根拠のないものであると紹介しました。
さらには女子が大好きな血液型占いなども存在し、血液型によって性格や運命が決まるなど全く理不尽であり、何の根拠がありません。
しかし、それによる性格分類や占いの内容が結構当たるなんて感じている人もいるでしょう。全く関係のないものであるのに、なぜ当たるのでしょうか。今回はその理由について紹介します。
血液型による性格分類や占いが当たる3つの理由
1.多くの人に当てはまるものを血液型に関連付けているから
血液型による性格分類や占いなどは、多くの人に当てはまるものだからよく当たるという事が考えられます。
A型は几帳面、B型は自己中心的、O型は大雑把、AB型は変わり者などとよく言われますが、几帳面な人などたくさんいますし、対して大雑把なんて人も多くいます。それに、自己中で几帳面など、それぞれの特徴を組み合わせた性格の人だっているでしょう。
占いにおいても、「A型は今日は良いことが起きる」「B型は本を読んだ方が良い」など万人に対して言えるものばかりで、それが当たれば占いを信じるようになります。
このように、血液型による性格分類や占いは多くの人に当てはまるものだからこそ、よく当たりやすくなります。実際に血液型関係なしでも成立する内容のものが多く、ただ単に血液型にこじつけて万人に当てはまることを言っているだけなのです。
2.当てはまるときだけ意識に残りやすいから
また、人は強い印象を受けると記憶や意識に残りやすくなります。例えば、血液型に関連付けられて、「あなたは○○な性格だ」「この血液型の人は本を読むといいことがある」というものがあったとしましょう。
そして、この通りに当たったとします。すると血液型による性格や占いが当たったと強く印象に残るようになり、あたかもよく当たるように錯覚していないのです。
もちろん当たらなかった場合もありますが、それよりも当たった時の方が印象が強くて意識や記憶に残りやすくて、錯覚を引き起こしやすいです。
ましてや、万人に当てはまりやすい内容であれば当たる確率は高くなりますからね。血液型に関連付けられて当たったからこそ、血液型による性格分類や占いが当たると思うのです。