子どもの足を速くする!かけっこで速く走るための練習方法・コツ6選(3/3ページ)
5.【速い動作(基本)】「ヒヨコ歩き」のトレーニング
次に「速い動作」の鍛え方を紹介します。まずは基本として「ヒヨコ歩き」のトレーニングを説明します。「ヒヨコ歩き」はその名前の通り、ヒヨコのように歩いて重心移動を鍛えるトレーニング方法です。以下の方法で行います。
- 膝に手をついて屈んだ状態でヒヨコのように歩く
- 接地はかかとから
- スピードを速くしすぎないように
- 距離は10mを目安に行う
このトレーニングをしっかりと行い、重心移動を効果的に鍛えるために以下のポイントを意識しましょう。
- スピードを上げ過ぎて前のめりになるのはNG
- きちんとかかとを接地し、最初のうちは動作を覚えるために、一定のリズムでゆっくり行う
- しっかりと膝に手をついて背中が丸くなるように
- かかとが接地した瞬間に、肩・膝・かかとが一直線になるように
重心移動がうまくできるようになることで、スムーズに速く足を動かすことができます。以下の動画を参考に練習してみください。
6.【速い動作(応用)】「ゴリラ歩き」のトレーニング
「ヒヨコ歩き」ができるようになったら、次はその応用編である「ゴリラ歩き」を練習してみましょう。「ヒヨコ歩き」と違うのは腕を振るということです。以下の方法で行います。
- 屈んだ状態で腕を振り、ゴリラのように歩く
- 背中を丸くして腕を前に振る
- 接地はかかとから
- 10mを目安に行う
「ゴリラ歩き」を効果的に実践する際には、スピードは上げ過ぎず、一定のリズムでゆっくり正確な動作を意識しましょう。
「ゴリラ歩き」ができるようになれば、さらなるステップアップとして「ゴリラ走り」をやりましょう。違いは歩くのではなく、走るようにすることです。20~30mを目安に、ゴリラ歩きと同じ動作で走るようにして練習してみてください。
以下の動画では、「ゴリラ歩き」「ゴリラ走り」のやり方やポイントを詳しく紹介していますので、練習をする際には必ず確認してください。
まとめ
以上が子どものかけっこを速くするためのトレーニング方法やそのコツとなります。走る仕組みを理解した上で、そのスキルを効果的にあげるトレーニングをすることが重要です。
自分のこどもにかけっこで1番を取ってほしいと思う親は、ぜひ以上の方法を意識して一緒に練習してみるようにしましょう。
正しい姿勢や動作でトレーニングできているか見てあげて、効果的な練習ができるようにサポートしてあげましょう。