逆に肩こりやストレートネックが悪化する!?低反発枕のデメリット5選
低反発枕は、数年前から話題の枕で、愛用している方も多いでしょう。低反発の柔らかい素材で頭をしっかりと支えてくれるので、寝心地が良いというメリットがあります。
また、柔らかい素材により、体に負担がかからないので、肩こりや腰痛の改善効果も期待できるものです。テンピュールなどの高級枕もあるほど、低反発枕は人気のジャンルとなっています。
しかし、低反発枕には、その低反発性によってもたらされるデメリットもあります。枕が合わない人であれば、その悪影響をもろに受けてしまうことでしょう。
そこで、今回は低反発枕のデメリットについて紹介します。低反発枕を購入しようと思っている方や、低反発枕で寝心地が悪いという方はぜひ参考にしてください。それではどうぞ。
低反発枕のデメリット5選
1.通気性が悪い
低反発枕に共通しているデメリットと言えば、通気性が悪いということです。柔らかい素材なので、枕が頭の形に添って沈み込みます。
それによって、しっかりと頭が支えられるのですが、密着しているだけ通気性が損なわれてしまいます。特に夏場などの暑い日は、通気性が悪いとつらいでしょう。
密着部分が蒸れたり、暑く感じて汗をかきやすくなります。逆に寝れなくなるという悪影響が生じる可能性があります。
2.低温だと硬くなる
また、低温の寒い日にもデメリットがあります。それは「枕が硬くなる」というデメリットです。低反発枕の素材はウレタンのため、温度によって固さが変化します。
通常の気温であれば柔らかいままですが、寒いと冷え固まってしまうのです。プラスチックが熱いと柔らかくなり、冷たいと硬くなるという原理と同じです。
そのため、冬などの寒い日は、低反発の恩恵を感じることが少なくなるでしょう。普段より硬めということで、寝心地が悪くなってしまいます。
3.寝返りが打ちにくく、質の悪い睡眠になりやすい
低反発枕は、ぴったりとフィットして頭が固定されます。頭の形に自然にフィットするので寝やすさは十分でしょうが、問題は寝返りです。頭がぴったりと固定されることで、寝返りが打ちにくくなってしまうのです。
人は寝ている間に、何回も寝返りを打ちます。寝返りを打つことで血液の循環を保ったり、体の負担を一部分に集中させないようにしています。
しかし、寝返りが打てなくなると、血液の循環が悪くなり、体への負担も大きくなります。結果的に、質の悪い睡眠となってしまうのです。
もちろん。人によりけりですが、低反発枕が合わないという人は、逆に質の悪い睡眠になってしまうことに注意してください。