食べられるの?じゃがいもの芽が出たり、皮が緑になったときの対処法4選(2/2ページ)
3.調理の前に、数分間水にさらしておく
じゃがいもの毒素であるソラニンの厄介な性質は、加熱しても分解されないというところです。食中毒を防ぐために加熱は効果的とよく言われますが、じゃがいものソラニンに対しては効果ありません。
しかし、ソラニンは水溶性の性質があり、水にしばらく浸しておくことで、じゃがいもの中からソラニンが出ていくようになります。
そこで、調理の前に数分間じゃがいもを水にさらしておくといいでしょう。こうすることで、ソラニンによる食中毒をより防止する効果が期待できます。また、酸化やあく抜きの効果もあるので、おすすめです。
4.ひどい場合や不安な場合には、食べないようにする
もし、じゃがいもの原型がないほどに芽が伸びすぎていたり、皮が緑色になりすぎている場合には、食べないようにすることが一番いいでしょう。
また、子どもは大人よりも、少量のソラニンで食中毒を引き起こす可能性が高いです。そのため、子どもの食事として調理する場合には、使用しないようにするべきです。
少しでも迷った場合には、食べずに捨ててしまうことがおすすめです。食べることのできるじゃがいもを使用しましょう。
まとめ
以上、じゃがいもの芽が出たり、皮が緑になったりした場合の対処法となります。ソラニンが多くなり、食中毒の危険が高くなりますが、きちんと取り除けば食べることは可能です。
しかし、やはり一番のおすすめは、最後に紹介したように食べないようにすることですね。特に子どもがいる場合には、普通の食べられるじゃがいもを使うようにしてください。
また、じゃがいもの発芽や緑化を防ぐには、保存の方法がコツになります。以下の記事ではじゃがいもの長期保存のコツを紹介していますので、ぜひ合わせて読んでみてください。