正社員で昇給なしの会社は辞めるべき!転職しないと損をするだけ(2/3ページ)

そんな異常な会社は早く辞めるべき

あなたの会社が、このように昇給なしなのであれば、それはあなたの会社は異常だということです。「でも、仕事は特にきつくないし、、、」「上司や社長は優しいけどな、、、」なんて思う部分もあると思います。

上述したような機械や労働奴隷として扱われているなんて、感じないという方も多いでしょう。しかし、給料がアップしないというだけで、やはりそれはおかしいところなんです。あなたの友達で別の会社に働いている方がいれば、聞いてみてください。「昇給あり?当たり前じゃん」と言うはずです。

繰り返しになりますが、働き続ければそれだけ生産性や効率性も上がり、その分の給料をもらえるのが普通です。それがないという会社は本当におかしいです。その異常さを改めて考えてみてください。実際に、あなた自身が昇給なしということに不満を抱ているはずです。だったら、そんな会社は早く辞めて転職した方が身のためです。

成果がきちんと給料へ反映される会社へ転職しよう

昇給なしの会社で働き続けても損をするだけ

「でも転職は不安だな…。このまま昇給なしでも生活できるしなあ。」なんて考えてはいませんか?そんな妥協をしていれば、いつか痛い目を見ることになります。

昇給なしということは、どんなに長くたくさん働いても、給料はアップしないということです。つまり、あなたは確実に損をすることになります。

下記の図を見てください。

勤続年数別の平均給与

これは年齢・性別ごとの平均年収ですが、一般的には年齢が上がるほど給料は増える傾向にあります。さらに、下記の図を見てください。

年齢階層別の平均給与

こちらは、勤続年数別の平気年収ですが、働く年数が長くなるほど給料もアップすることが分かります。この結果からもわかるように、働き続けることで年収がアップするのは一般的なことなんです。

この結果と自分の会社、そして自分の将来の給料と比較してみてください。平均的には、30代・40代・50代になるにつれ、400万・500万・600万とアップしますが、あなたの給料は一定のままです。

入社時に年収200万円代であれば、40代になっても、部長や課長になっても、20年以上勤めても、年収は200万円代よりアップしません。あなたはベテランにも関わらず、新入社員の時の給料のままになるということです。

どれだけ損をしているかは、具体的に計算してみればわかるでしょう。本来は昇給ありだとしたら年収500万のレベルなのに、昇給なしで年収300万のままだとしたら、10年間で2000万円も違いが出てきます。もちろん、それ以前もそれ以降も、平均年収との差による損は発生し続けることになります。

これではどう見ても割に合わないとわかるでしょう。特に若い方は「贅沢しないから生きていいける」と油断しがちですが、危機感を持ってください。将来的には家庭を築いたり、マイホームを購入したり、病気にもかかったりもするでしょう。年齢を重ねるにつれて、そのライフサイクルに見合ったコストが必要になるのです。

しかし、昇給なしでは、確実にじり貧になっていきます。同世代の人たちよりも質の低い生活を送らなければならず、100%苦労するはずです。精神的にも劣等感を感じる一方で、何もいい思いはしません