在職中の転職活動における面接のスケジュールや時間・日程調整のコツ（2/2ページ）

さて、問題は勤務時間中しか面接のスケジュールが調整できない場合です。そのようなケースでは、仕事をサボって面接に行くわけにはいきませんからね。

しかし、社員には休暇を取れる権利があります。勤務時間中に面接が入ってしまった場合には、午前中であれば午前休、午後であれば早退や午後休など、半休を活用すれば大丈夫です。

面接のある日は、面接だけに集中してベストコンディションで臨みたいという方は、有給休暇を使って丸1日休むことがおすすめになります。

「仕事があるのに休みを取るのは後ろめたい…」なんて感じる方もいると思いますが、そんなの気にしなくて結構です。半休や有給休暇はきちんとした権利ですからね。それに近々退職する会社から何を思われても転職してしまえばおさらばできますからね。

なお、有給休暇の理由に悩むなんて方もいると思いますが、そこは無難に家族の看病や自分の体調不良などの理由でごまかしましょう。まあ、転職にオープンな会社であれば、素直に、「中途採用の面接があるからです」と言ってしまっても大丈夫です。

さて、ここまでで面接のおすすめスケジュールについてまとめてみましょう。

この順番がおすすめになります。

そして、できるだけ自分の希望通りの日程・時間にスケジュールを調整するためにも、担当者とのできる限りのやり取りを心がけるようにすることがコツになります

応募先の企業が、面接の日程を休めない日だけに指定してきても、「その日は仕事がありますので、〇日か△日に調整していただくことは可能でしょうか。」と、メールや電話で伝えて相談してみましょう。

応募先の担当者も、在職中であれば仕事の関係で日程が合いづらいことは把握していますので、ある程度は対応して調整してくれるはずです。

面接をしてもらう側なので下手にでるのが基本ですが、なんでもかんでも指示に従っていればいいというわけではありません。不都合が生じる場合には、自分のこともまずは優先して相談を持ちかけてみましょう。転職を成功させるには、そのような臨機応変な対応もコツになりますよ。

しかし、企業の担当者とのやり取りでは、「自分の要望を相談するのはやはり気が引けてしまう…」なんて方も多いでしょう。それに、必ず希望通りの日程に調整できるというわけでもありませんしね。

そこで、在職中に転職活動をする場合には、転職エージェントを利用することがおすすめです。転職エージェントとは、プロのキャリアアドバイザーが無料で転職活動をサポートしてくれる転職支援サービスです。おすすめはdoda(デューダ)ですね。

転職エージェントではカウンセリングを通じ、あなたの経歴や希望条件にマッチした転職先を提案してくれたり、受かりやすい書類・面接対策をアドバイスしてくれるなど、様々なサポートをしてくれます。

もちろん、面接の日程調整のサポートもばっちりです。あなたの代わりに企業の担当者と面接日程の調整をしてくれます。あなたが希望する日程にうまく調整できるように、担当者と交渉してくれます。自分で交渉するよりもうまく調整してれるので、融通が利きやすく、都合のいいスケジュールにしてもらえます。

転職エージェントを使えば、プロ目線からの転職先選びや面接対策、そしてスケジュール調整など、万全のサポートをしてくれますので、在職中でもスムーズに転職活動を成功させやすくなります。仕事との両立も難なくこなせるようになるため、ぜひ相談してみることがおすすめです。