エボラ・ペスト・コレラ・デング熱・マラリアの各感染症の概要・特徴まとめ(3/3ページ)
原因
デング熱のウイルスは蚊を媒介することで人間が感染します。つまり、デングウイルスを持った蚊に刺されると感染するようになります。感染の拡大の仕組みとしては、デングウイルスを持った人の血を蚊が吸い、その蚊が別の人を刺すということで感染が広がります。
症状
- 発熱
- 頭痛
- 筋肉痛
- 関節痛
- 皮膚発疹
治療・予防
治療としては特別な治療はなく、症状を軽減するための対処法や、点滴などが用いられます。正しい処置をすれば死亡率は1%を下回ります。予防としては蚊に刺されないように注意することが必要です。
マラリア
概要
マラリアは熱帯から亜熱帯で起こりやすい感染症です。マラリア原虫といわれる単細胞生物が原因で発症し、原虫の発育により潜伏期間は様々となってます。
原因
マラリア原虫は蚊を媒介にして発症します。デング熱と同じく、マラリア原虫を持った蚊に刺されることで発症します。
症状
- 激しい高熱(繰り返す可能性あり)
- 合併症
治療・予防
治療としてはマラリアの治療薬が適用されます。予防として、マラリア原虫に対するワクチンはありませんが、抗マラリア剤があるので、それを予防薬として摂取しておきます。そして、蚊に刺されないように対策をすることも必要です。
まとめ
以上が各感染症の概要・特徴です。エボラはアフリカで大流行しており、今後日本に上陸しないとは限りません。それにデング熱も感染が少ないとは言っても、注意しておく必要がありますので、特徴くらいは覚えておくようにしましょう。
エボラ出血熱はアフリカでまだまだ拡大しており、もしものためにも、しっかりとそれらに関する情報に注目しておくことをおすすめします。