エボラ・ペスト・コレラ・デング熱・マラリアの各感染症の概要・特徴まとめ(2/3ページ)

症状

  • 倦怠感
  • 寒気
  • 高熱
  • リンパ節の腫れ
  • 敗血症
  • 気管支炎・肺炎
  • 膿疱・潰瘍

これらの症状が悪化することにより、死亡につながります。

治療・予防

治療には抗生物質が適用され、適切な処置がされれば死亡率が20%に低下します。予防としては、原因となるノミやネズミの駆除、感染者の体液に触れないようにすることが必要です。

コレラ

概要

コレラはペストに匹敵するほど危険な感染症です。潜伏期間は5日以内となっており、様々な種類が存在します。種類によっては高い死亡率になるものもあります。

原因

コレラ菌の根本的な原因としては諸説ありますが、感染が流行す原因としては、感染者の排泄物に汚染され飲食物を食べることで、他の人にも感染し、次第に多くの人に感染するようになります。

症状

  • ひどい下痢
  • 低体温
  • 脱水症状
  • 血行障害
  • 血圧低下
  • 頻脈
  • 筋肉の痙攣
  • 虚脱

治療・予防

治療としては十分な水分補給と共に、栄養剤の点滴や治療薬の投与が行われます。予防としてはワクチンをしっかりと摂取し、不衛生な飲食は避けることが必要です。

デング熱

概要

デング熱はデングウイルスによって引き起こされる感染症です。最近、代々木公園で確認されたもので、他の感染症とは違い、ほとんどの場合は順調に回復します。しかし、症状が重症の場合や、合併症を引き起こした場合は死に至る危険もあります。