正しい対処法を!ぎっくり腰になった時の治し方と応急処置のポイント4選(2/2ページ)
3.患部を冷やす
腰の痛みが強いときには、患部を冷やすことがおすすめです。冷やす対策にはシップを貼ったりしますが、できれば氷などの結構冷たいもので冷やすことをおすすめします。
このように氷で冷やすことをアイシングといいますが、市販で売られているアイシング用品を使ってもいいし、自分でビニール袋などに氷を詰めて用意するといいでしょう。弁当などの保冷材なども効果的です。
より冷たいものを使用して冷やすことで、患部にその冷たさを効果的に伝わらせることができるし、氷を使うことで広範囲を冷やすことができます。それによって痛みを効率よく緩和できるでしょう。
4.アイシングは布を挟んで30分間隔で行う
アイシングをする際は、必ず患部と氷の間に布を挟むようにして行いましょう。何も挟まずやると、冷たすぎて凍傷する恐れがあります。そして、なるべく30分感覚を目安に行いましょう。
なお、以下に当てはまる人はアイシングを避けるようにしましょう。
- 医師にアイシングを禁止されている
- 皮膚の感覚が鈍麻・麻痺・消失している
- 寒冷に対し過敏症状がある
- 循環症状を持っている
また、アイシング中に以下の症状が出てきた場合は、すぐにやめて医療機関で診てもらうようにしましょう。
- 明らかに痛みが増してきた
- 気分が悪くなってきた
- 冷たさに耐えられない
まとめ
ぎっくり腰になった時は以上のポイントを押さえて的確な応急処置をするようにしましょう。温めるのではなく冷やし、無理に動かしたりすることはやめましょう。
また、どうしても治らない場合は病院で診てもらうことをおすすめします。なお、以下ではこの記事で紹介した応急処置のポイントを動画で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
なお、ぎっくり腰の場合は寝る時も痛くてつらいものです。以下の記事ではぎっくり腰の時に楽に寝る姿勢を保つコツを紹介しています。痛みを緩和できる姿勢を取ることが重要で、ぜひ合わせて読んでみてください。