氷を白くならないで作る方法!家庭での透明な氷の簡単な作り方5選(2/2ページ)

4.プラスチック板や割りばしを製氷皿の下において凍らせる

また、凍らせる際にも注意が必要です。冷たい温度によって急激に凍らせると、凍るときに隙間が出て空気が入りやすく、白くなりやすいです。

そのため、製氷皿の下に割りばしを置いて凍らせるといいでしょう。割りばしを置けば、製氷皿の下が冷たい面に触れないので、急速な冷凍を回避できます。

冷たい空気の温度だけで徐々に凍っていくようになるので、透明な氷ができやすいです。他にも、断熱材となる発泡スチロールを置いたり、タオルで包んだりしてもいいでしょう。割りばしを組み合わせると、さらに効果ありです。

5.低すぎない温度でゆっくりと凍らせる

低すぎる温度で急速に凍らせてしまうと、外側から一気に凍ってしまい、中の空気が閉じ込められてしまい白くなってしまいます。

そのため、できるだけ低すぎる温度は避けるようにするべきです。冷凍庫の温度は通常は-20℃ほどですが、設定を弱にして-5~-10℃くらいの温度で凍らせましょう。

こうすることで、ゆっくりと凍るようになり、水の中の空気が抜けながら氷になるため、透明な氷ができやすくなります。

まとめ

以上が透明な氷の作り方となります。特に特別な水や冷凍庫、道具がいるわけではなく、以上のようなちょっとした工夫で作ることができるのです。

それぞれの方法をなるべく合わせて行うことで、より透明に近づけることができるので、氷のきれいさにこだわる人は試してみるといいでしょう。

なお、以下の記事では氷をなるべく早く作る方法や、氷を溶けにくくする方法を紹介していますので、ぜひ合わせて読んでみてください。