在職中の転職活動を成功させる方法!在職期間中の転職活動のコツやポイントを紹介(2/3ページ)

在職中の転職活動を成功させる方法やコツ・ポイント

それでは、以上のリスク・デメリットを踏まえたうえで、どうすれば転職活動を成功させることができるのか、その方法やコツについて紹介していきます。

1.3か月を目途に、忙しくない時期に転職活動をスタートさせる

「仕事が忙しくて転職活動との両立が大変である」というデメリットをまずは乗り越えなければいけません。仕事が忙しくては、転職活動には手を付けられず、成功できませんからね。

そこで、仕事が忙しくない期間に転職活動をスタートさせるようにしましょう。できるだけ時間のあるときに転職活動を進めることがポイントなので、なるべく多くの時間が確保できる時期が大切です。

もちろん、すぐに転職活動を終えることができるわけではないので、内定をもらえるまでの期間も考慮する必要があります。

下記の図を見てください。

在職中/退職後のそれぞれの転職が決まるまでの期間の割合

これは、転職経験者が内定をもらえるまでの期間を調査したものですが、在職中であれば、多くの方が3か月以内で転職を成功させています。最長でも、6か月以内であれば9割以上の方は転職を成功できているとわかります。

この結果を考慮して、転職成功までの期間を3か月を目途に考えてみるといいでしょう。普段の仕事が常に忙しいという方は6か月以内を目安にしましょう。この目安の期間が確保できる仕事が忙しくないときに転職活動を始めるのがベストです。

言わなくてもわかると思いますが、繁忙期の前や真っ只中に転職活動をスタートさせるのはNGです。忙しい時期を消去法で消し、残った時期に転職活動をスタートさせてみてください。

2.長引かせるのはNG!途中で挫折する可能性が高い

在職中は収入が途切れる心配がないので、転職活動の期間は長引いても困難な状況には追い込まれません。しかし、実際に長引かせるのはNGです。「3か月で決める!」と決意したなら、その目標を達成するために全力で取り組みましょう。

なぜならば、長引くと、忙しい時期にも突入して転職活動がうまく進まなくなりますし、何よりもモチベーションが低下してしまうからです。

人間はどんな目標でも、実現にたどり着かないとモチベーションが低下してしまいがちです。だらだら転職活動をしていると、いつまでもうまくいかず、「もういいや」なんて挫折をしてしまいます。そして、数年後、もう手遅れになったときに「あのとき転職していれば…」なんて後悔することになるでしょう。

あなたは何かしら強い思いがあって転職を決意したはずです。転職活動はハードルがたくさんあり、モチベーションの維持も重要な要素になります。その熱が冷めないうちに、できるだけ短期間でケリをつけるようにすることが成功のポイントになります。