在職中の転職活動が不採用で失敗ばかり…内定が決まらないのときの対処法(2/3ページ)

在職中の方が面接では多少有利になる

また、面接で転職理由や志望動機をアピールする際には、在職中のほうが少しばかり有利になります。退職後に転職活動をすれば、転職よりも退職が先行している形になるので、「何かしら不満があったから会社を先に辞めたのでは?逃げる目的で転職するのでは?」とマイナスな印象を持たれてしまいがちです。

しかし、在職中であれば、現在の仕事は続けているということで、現職への不満があるというマイナスな印象は持たれにくいです。逆に、「今の仕事があるのに転職を目指すということは、キャリアアップなどポジティブな動機がある可能性が高い」と評価されやすくなります。

つまり、転職への熱意を上手にアピールできれば、在職中である方が素直に好印象を持たれやすくなります。これも在職中であるがゆえの大きなメリットです。

できる限り、在職中に転職活動をするべき

このように、在職中の転職活動はいろいろとメリットやリスク回避の恩恵を受けることができるので、できる限り在職したまま転職活動を行うべきです。

どうしても激務で時間がないという場合は退職後に行うしかありません。しかし、不採用で失敗続きであるということは、あなたは今まで在職中に転職活動を進めることができたはずです。それならば、そのまま在職中に転職活動を進めるようにしましょう。

下記の図を見てください。

転職成功者が転職活動をした時期

これは、転職経験者を対象に、いつ内定が決まったか調査した結果になります。見てもらえばわかるように、在職中に内定を獲得した方が約8割と圧倒的です。このように、転職経験者の多くの方が在職中に転職成功をすることができているので、あなたにも不可能ではありません。

在職中は無理だからと言って退職後に変更するなんて行為は、ただの言い訳や逃げにしかすぎません。変更しても、同じように失敗が続くだけで、退職後のリスクをもろに食らってしまう結果に終わってしまうでしょう。

在職中の転職活動が不採用で失敗ばかり、内定が決まらないのときの対処法

では、在職中の転職活動が不採用で失敗続きの場合には、どのような対処をするべきか、具体的に紹介していきます。