産後の薄毛が治らない!出産で髪の毛が薄くなって抜ける原因と改善対策
女性は妊娠・出産を経験すると薄毛や抜け毛のトラブルに悩まされやすくなります。あなたも、産後の薄毛で悩んでいませんか?生え際や分け目が気になっていませんか?自然に治ると思っていたのに、一向に治らないと困ってはいませんか?
産後の薄毛はなかなか自然には戻らないもので、そのまま回復せず、本当のハゲになってしまうなんてことになります。そのため、手遅れになる前に早めの対策が重要です。
そこで、今回は産後の薄毛・抜け毛の原因や改善方法について紹介します。治らないと悩んでいる薄毛でも、しっかりと原因を解消し、薄毛を改善するための対策を実施すれば、髪の毛は元に戻るようになります。
産後の薄毛・抜け毛の3つの原因
薄毛や抜け毛の原因は様々ありますが、出産後の薄毛に関しては、主に以下の3つが原因となります。
- 妊娠・出産による女性ホルモンのバランスの乱れ
- 育児によるリズムの乱れ・ストレス
- 過度な産後ダイエットによる栄養不足
1.妊娠・出産による女性ホルモンのバランスの乱れ
出産後に髪が薄くなって抜ける原因としては、まずは女性ホルモンのバランスの乱れが挙げられます。女性は妊娠をすると、妊娠状態を良好に維持するために、「エストロゲン」と「プロゲステロン」のホルモンが急増します。
しかし、出産をすると妊娠が終えたので、それら2つのホルモンが一気に減少してしまうのです。結果的に、女性ホルモンが急激に増えた後、急降下するという乱高下を繰り返すことで、そのバランスが乱れてしまいます。
「エストロゲン」は髪の毛の成長を促す働きがあり、それが急増後に急降下するということで、頭皮や毛髪の環境・状態が急激に悪化し、一気に薄毛や抜け毛が進行するなんてことになります。
産後の薄毛がなかなか治らないという理由については、毛髪を整えるために必要な女性ホルモン自体が乱れことで、体質そのものに問題が生じるからとなります。
2.育児によるリズムの乱れ・ストレス
また、育児による生活リズムの乱れなども原因となります。子育てはとても大変なもので、夜中に泣いて起こされたりして、生活リズムが崩れてしまうなんてことが多いでしょう。
主に以下のようなものが薄毛に関わるものとなります。
- 睡眠不足
- 疲労
- ストレス
これらは体全体に悪影響を及ぼすもので、もちろん頭皮や髪の毛にも悪影響を及ぼしてしまいます。頭皮環境を悪くしてしまい、それによって髪の毛が育たなくなり、薄毛になるということになります。