見極め方が重要!ブラック企業に転職しないための見分け方のコツや対策方法(2/3ページ)
ブラック企業に転職しないための見分け方のコツや対策方法
それでは、前置きが長くなりましたが、以下で具体的にブラック企業に転職しないようにするための対策方法について説明していきましょう。
1.ブラック企業にありがちな求人は避ける
まずはブラック企業の求人内容の見極め方を覚えておきましょう。詳しくは、「求人内容に騙されるな!ブラック企業の求人の募集要項にあるあるな特徴」の記事で紹介していますが、以下のような特徴がある求人は、ブラック企業の可能性が高いです。
- 仕事の条件が良すぎる:「残業なし」「ノルマなし」など
- 高給を強くアピールする:「20代でもこんなに稼げる」「頑張るほど稼げます」など
- 応募のハードルが低い:「未経験者歓迎」「学歴不問」など
- 曖昧なフレーズを多用する:「アットホームな職場です」「人物重視」など
- 常に求人を募集している:離職率が高いため人材の確保が常に必要
このように、おいしい求人ほどブラック企業の可能性が高いです。好条件だからと言って飛びつくことはせずに、常に疑いの目を持つようにしてください。
少しでも、「条件が良すぎだな」「怪しいな」「意味が分からないな」と思ったら避けるべきです。ブラック企業はアピールできる部分がないからこそ、過度な誇張や曖昧な表現を用います。まんまとそれに釣られないようにしてください。
2.ブラック企業の多い業界は避ける
ブラック企業の割合は、業界によっても違いがあります。激務になりやすい業界はブラック企業が多い傾向にあり、そのような業界は避けるようにするべきです。
ブラック企業の多い業界かどうかは、離職率を参考にするといいでしょう。
平成25年度新卒社員の3年以内の業界別離職率ランキングは以下のようになっています。
(※集計平均31.9%よりも高い業界は赤文字で表記)
宿泊業・飲食サービス業 | 50.5% |
生活関連サービス業・娯楽業 | 47.9% |
教育・学習支援業 | 47.3% |
医療・福祉 | 38.4% |
小売業 | 37.5% |
その他サービス業 | 36.4% |
不動産・リース | 35.9% |
学術研究・専門・技術サービス業 | 32.2% |
建設業 | 30.4% |
卸売業 | 28.5% |
運輸業・郵便業 | 26.0% |
情報通信業 | 24.5% |
複合サービス事業 | 23.2% |
金融・保険業 | 21.0% |
製造業 | 18.7% |
鉱業・採石業・砂利採集業 | 12.4% |
電気・ガス・熱供給・水道 | 8.5% |
その他 | 68.9% |
出典:厚生労働省
これらも参考にして、転職先の業種などを決めてみることもおすすめです。