転職活動は在職期間が短いと不利?しっかりした転職理由を説明できれば大丈夫です(2/3ページ)

離職癖があり、すぐに辞めてしまう可能性が高い

また、どんなにスキル・実績が伴っていたとしても、在職期間が短いと、離職癖があると思われてしまいます。転職回数が多いことと組み合わされば、転職を繰り返すジョブホッパーとして見なされてしまうでしょう。

離職癖があるということは、転職をしてもまたすぐに辞める可能性が高いということです。「在職期間が短いってことは、うちの会社に入ってもすぐに辞めるんじゃ?」とマイナスに評価されて、採用されるのが難しくなります。

しっかりとした転職理由や志望動機をアピールできれば十分にカバーできる

とは言え、「在職期間が短いと転職は無理なんだな…」と落胆することはありません。先ほどの図を見てもらえばわかるように、「転職回数や在籍期間は選考要素としない」と回答している企業も、7%の割合で存在しています。

それに、在職期間を選考要素として考慮する企業でも、転職理由の説明や自己PR次第では、在職期間が短いというマイナス要因を十分にカバーすることが可能です。

転職理由は失敗・反省も織り交ぜて説明することが必要

では、具体的にどうすればいいのか。まずは一番重要なのは転職理由です。なぜ在職期間が短いうちに、すぐに会社を辞めてしまったのか、その理由を納得できるように説明できない限り、マイナスな印象を覆すことはできません。

そこで、退職理由・転職理由を面接で語る際には、単に「スキルアップしたいから」「チームワークを重視した仕事をしたいから」という前向きな理由だけではなく、なぜ前の会社を辞めてしまったのか、その失敗や反省も加えてアピールするようにしてください。

たとえば、

「前の会社では、チームで1つのプロジェクトを達成するような仕事がしたいとの思いで入社したのですが、チームは組むものの、実際には個人で単調な仕事をするだけの職場でした。そのまま我慢しようとも思いましたが、やはりチームワークを重視した仕事をしたいという思いが強く、転職を決意しました。」

というような感じがおすすめですね。