カラオケで高音域が出ない人は必見!きれいな高い声の出し方のコツ4選(2/2ページ)
3.喉を開いて高音を出すように意識する
高音を出す際は喉仏が上がってきます。喉仏が上がれば上がるほど高音が出ますが、それと同時に喉の空間が狭くなって閉まるようになるのです。
そのため、喉が閉まったときの喉仏の高さが、その人の最高音域となります。これを突破するためには、喉仏が上昇しても喉を開くようにすることが必要です。
そのため、なるべく喉を開くように意識しましょう。歌っている途中に段々と高くなるにつれて喉が閉まってきたと感じたら、意識的に開くようにします。毎日深呼吸をしてトレーニングするなどもいいでしょう。欠伸をするようなイメージです。
うまく喉を開くことができれば、喉仏をさらに上がらせることができ、その上の高音も出せるようになるでしょう。
4.裏声を鍛える
そして、高い声を出すには裏声(ファルセット)をマスターすることも重要です。裏声はきれいに高音を出せますが、かなり小さく弱々しい感じで、普通に歌うのには適していません。
しかし、高い声を出す仕組みとしては一緒なので、裏声で高い声を出すイメージをつかむといいでしょう。普通に歌う声(ミドルボイス)で高い声を出すよりも、裏声で出す方が簡単です。
ミドルボイスは喉を振動させることで大きな声を出すことができ、音域が高くなるとその調整が難しくなってうまく声が出せなくなります。しかし、ファルセットは喉を完全に開ききった状態で声を出すので、簡単に出るようになるのです。
裏声を鍛えることで、高い声を出すときの喉の感じをつかむことができるし、喉を開くトレーニングにもなります。裏声から徐々にミドルボイスに近づけていくという感じで練習すると、普通に歌う感じで高い声が出るようになります。「もののけ姫」などのかなり高い曲をすべて裏声で歌ってトレーニングするというのがいいでしょう。
まとめ
以上が高い声を出す方法とコツです。基本的に音域は喉の開き具合によって決まり、それを鍛えてうまく調整できるようにすることで音域を広げることができます。
高い声が出ない人は、それ以上の音域になると喉が閉まってしまうからです。そのため、うまく喉を開いて高い声を出すために、日ごろから高い声で話したり、喉を開くことを意識したりするといいでしょう。
また、雑音が混じったようなダミ声で悩んでいる方もいるでしょう。以下の記事ではダミ声の改善方法を紹介しているので、参考にしてください。
なお、以下の記事ではカラオケに関することをいろいろと紹介していますので、ぜひ合わせて読んでみてください。